新規事業立ち上げパッケージ
新規プロダクトやサービスの立ち上げを、MVP開発からグロース戦略まで一貫して伴走。企画から開発、営業までを統括する技術責任者として、事業の成功確率を高めます。
新規事業に”推進できる技術者”がいない、という課題
「新規プロダクトのアイデアはあるが、技術的な意思決定ができる人材がいない」 「企画段階から何を優先すべきか分からず、迷走してしまう」 「MVP をリリースしても、その後のグロース戦略が描けない」
社員数50〜500名の中堅企業、または大企業の新規事業部門において、CTO/VPoE クラスの技術責任者の不在は、新規事業の成功を阻む最大の障壁となります。Engineers Hub の新規事業立ち上げパッケージは、企画から開発、グロースまでを統括できる技術責任者として、事業の立ち上げを一貫して伴走するサービスです。
私たちが提供する価値
1. 事業の成功確率を高める、戦略と実行の一体化
多くの新規事業が失敗する理由の一つは、戦略立案と実行の分断です。私たちは「技術顧問+PM+開発チーム」が一体となって事業を推進することで、この分断を防ぎます。
- 事業視点での技術判断: 単なる開発会社ではなく、事業の成功というゴールを見据えた技術的意思決定を行います。どの機能を優先すべきか、どこに投資すべきかを、ビジネス価値と技術的実現性の両面から判断します。
- 迅速な方向転換: 新規事業において、当初の仮説が外れることは日常茶飯事です。アジャイル開発と週次の進捗報告により、市場の反応を見ながら柔軟に方向転換できる体制を構築します。
- 経営層とのコミュニケーション: 技術的な複雑さを経営層が理解できる言葉に翻訳し、適切な意思決定を支援します。
2. Phase 0 から始める、確実性の高い事業設計
私たちは、いきなり開発に着手しません。まず1ヶ月の事業設計フェーズ(Phase 0)で、事業の土台を固めます。
- 技術的実現可能性の検証: ビジネスアイデアが技術的に実現可能か、どの程度のコストと期間で実現できるかを、具体的な技術調査とプロトタイピングを通じて検証します。
- 競合分析と差別化戦略: 既存の競合サービスを技術的な視点から分析し、お客様の強みを活かせる差別化ポイントを明確にします。
- 最適な技術スタック選定: 事業の特性、チームのスキル、将来の拡張性を総合的に評価し、長期的に見て最適な技術スタックを選定します。流行りの技術ではなく、事業に本当に必要な技術を選びます。
- MVP 要件定義: 最小限のコストで最大限の学びを得るための MVP を定義します。「何を作るか」だけでなく、「何を検証するか」を明確にします。
3. アジャイル開発による、市場に寄り添う MVP 構築
Phase 1 では、3〜6ヶ月かけて MVP を構築します。私たちの強みは、単に機能を実装するだけでなく、市場の反応を見ながら継続的に改善していくアジャイルな開発プロセスです。
- 週次進捗報告と方向性調整: 毎週の進捗報告会で、開発状況と市場の反応を共有し、必要に応じて開発の優先順位を柔軟に調整します。
- ユーザーテストの設計・実施: 開発と並行して、実際のユーザーに触れてもらうテストを設計・実施。フィードバックを迅速に開発にフィードバックします。
- スケーラビリティを見据えた設計: MVP とはいえ、将来の成長を見据えたアーキテクチャ設計を行います。事業が拡大した際に、全面的な作り直しが必要にならないよう配慮します。
4. データドリブンなグロース支援(Phase 2)
MVP のリリースは、ゴールではなくスタートです。Phase 2 では、データ分析基盤を構築し、継続的な成長を支援します。
- データ分析基盤の構築: ユーザーの行動データを収集・分析できる基盤を構築します。Google Analytics や Amplitude などのツールを活用し、ユーザーの動きを可視化します。
- A/B テストによる継続的改善: 仮説に基づいた A/B テストを設計・実施し、データに基づいた意思決定を支援します。「なんとなく良さそう」ではなく、数字で語る文化を醸成します。
- 機能改善の優先順位付け: ユーザーの声、データ分析結果、ビジネス目標を統合的に評価し、次に開発すべき機能の優先順位を明確にします。
- スケーラビリティ対応: 事業の成長に伴うトラフィック増加やデータ量の増大に対応するため、インフラのスケールアップやパフォーマンス改善を継続的に実施します。
支援フェーズと期間
私たちの支援は、事業の成長段階に応じた3つのフェーズで構成されています。
| フェーズ | 期間 | 主な内容 |
|---|---|---|
| Phase 0: 事業設計 | 1ヶ月 | 事業アイデアの技術的実現可能性検証、競合分析、技術スタック選定、MVP 要件定義 |
| Phase 1: MVP 開発 | 3〜6ヶ月 | アジャイル開発による MVP 構築、週次進捗報告、ユーザーテスト設計・実施 |
| Phase 2: グロース支援 | 6ヶ月〜 | データ分析基盤構築、A/B テスト、機能改善の優先順位付け、スケーラビリティ対応 |
料金体系と体制
- 料金: 月額150万円〜(最低契約期間6ヶ月)
- 体制:
- 技術顧問 1名(事業全体の技術戦略を統括)
- プロジェクトマネージャー 1名(開発進行とステークホルダー調整)
- エンジニア 2〜4名(フルスタック開発対応)
※ プロジェクトの規模や要求される技術領域に応じて、体制と料金は柔軟に調整可能です。
このサービスが向いているお客様
以下のような課題をお持ちの企業様に、特に高い価値を提供できます。
- CTO/VPoE クラスの技術責任者が不在 で、技術的な意思決定ができる人材を求めている
- 新規プロダクトのアイデアはあるが、どこから手をつければ良いか分からない
- 開発会社に外注したが、要件の固まっていない段階では受けてもらえない
- MVP を作ったが、その後のグロース戦略が描けず、事業が停滞している
- 企画、開発、マーケティングがバラバラで、一貫した事業推進ができていない
私たちは、単なる開発作業の請負ではなく、事業の成功を共に目指す技術パートナーとして、お客様の新規事業立ち上げを支援します。