セキュリティ診断・コンサルティング
Webアプリケーションの脆弱性診断、セキュリティ監査、CSIRT構築支援など、セキュリティ全般をサポートします。
“何かあってから”では遅い。ビジネスを守り、信頼を築くセキュリティを。
「自社サービスのセキュリティに漠然とした不安があるが、何から手をつければいいか分からない」 「開発スピードを優先するあまり、セキュリティ対策が後回しになってしまっている」 「脆弱性診断を実施したが、報告書が専門的すぎて、どう修正すれば良いのか判断できない」
今日のビジネスにおいて、セキュリティはもはやオプションではありません。Engineers Hubは、攻撃者の視点と開発者の視点を併せ持つセキュリティのプロフェッショナルとして、形骸化した対策ではない、「本当に意味のある」セキュリティ体制の構築を支援します。ビジネスの成長を止めない、持続可能なセキュリティを実現します。
私たちが提供する価値
1. “脆弱性を見つけて終わり”にしない、開発に寄り添う脆弱性診断
私たちは、自動化されたスキャナをただ実行するだけの形骸化した診断は行いません。OWASP Top 10 や ASVS (アプリケーションセキュリティ検証標準) といった世界標準のフレームワークを基盤としつつ、お客様のビジネスロジックを深く理解した専門家が、実際に攻撃者の思考でシステムを分析します。
- 手動診断とツールの組み合わせ: Burp Suite Pro や OWASP ZAP といったプロフェッショナルツールを駆使しつつ、ツールの結果を鵜呑みにせず、必ず専門家が手動で検証・分析します。これにより、自動診断では発見できないビジネスロジックの欠陥や、複数の脆弱性を組み合わせた高度な攻撃シナリオまでを洗い出します。
- 開発者のための報告書: 私たちの報告書は、「修正可能な脆弱性」に焦点を当てています。発見した脆弱性の再現手順、ビジネスインパクト、そして具体的な修正コード例までを提示。開発チームがレポートを受け取ったその日から、具体的なアクションに移せることをゴールとしています。
- 継続的なパートナーシップ: 脆弱性の修正が行われた後の再診断はもちろん、開発の初期段階からセキュリティに関する相談に応じる技術顧問としても伴走します。
2. 開発プロセスにセキュリティを組み込む「シフトレフト」の実現 (DevSecOps)
インシデント対応のコストは、開発の早い段階で脆弱性を修正するコストの数十倍とも言われます。私たちは、開発ライフサイクルの早期にセキュリティを組み込む「シフトレフト」のアプローチを推進し、脆弱性の作り込みを未然に防ぎます。
- CI/CDへのセキュリティ統合: お客様のCI/CDパイプライン(GitHub Actions, CircleCI等)に、SAST (静的コード解析) や SCA (ソフトウェア構成分析) ツールを統合。開発者がコードをプッシュするたびに自動的にスキャンが実行され、問題があればマージされる前にフィードバックが届く仕組みを構築します。これにより、開発体験を損なうことなく、セキュリティを”当たり前”の文化として根付かせます。
- 実践的なセキュアコーディング教育: 「こういう書き方は危ない」という禁止事項のリストを渡すだけでは、本当の意味でのスキル向上には繋がりません。お客様の実際のコードを題材としたコードレビューや、ハンズオン形式の勉強会を通じて、なぜその脆弱性が生まれるのか、どうすれば安全に実装できるのか、という「考え方」そのものをチームにインストールします。
3. インシデント発生時に本当に動ける「生きた体制」の構築 (CSIRT支援)
インシデントは「起きるもの」という前提に立ち、万が一の事態が発生した際に、冷静に、迅速に、そして的確に対応できる組織能力の構築を支援します。
- 技術的基盤と組織的プロセスの両輪: 効果的なインシデント対応には、技術とプロセスの両方が不可欠です。SIEM (Security Information and Event Management) の考え方に基づき、CloudTrail や GuardDuty といったクラウドネイティブのログ・アラート基盤を整備。同時に、それを誰が、いつ、どのように確認し、エスカレーションするのか、という組織体制に即した現実的な対応フロー(プレイブック)を策定します。
- 実践的な机上演習: 作成したプレイブックが本当に機能するのかを検証するため、ランサムウェア感染やDDoS攻撃といった具体的なシナリオに基づいた机上演習を実施します。これにより、手順の問題点を洗い出し、チームのインシデント対応能力を実践的に向上させます。
実践に基づくプロフェッショナルな視点
私たちのコンサルタントは、特定の資格の有無にかかわらず、攻撃者と防御者の両面からシステムを深く洞察する能力を重視しています。最新の攻撃手法に関する継続的な研究と、インシデント対応の最前線で得た実践的な知見を組み合わせることで、教科書通りの対策ではない、お客様のビジネスに本当に必要なセキュリティを提供します。OWASPやNISTといった世界標準のベストプラクティスに準拠しつつも、常に現実的なリスクを最優先に考え行動します。