インフラ・DevOps

インフラ構築・DevOps支援

AWS/GCPでのクラウドインフラ構築、Kubernetes環境の構築、CI/CDパイプライン整備など、インフラ領域を総合的に支援します。

AWS GCP Kubernetes Terraform CI/CD
インフラ構築・DevOps支援

攻めのインフラで、ビジネスの成長を加速させる

「インフラの運用保守に追われ、開発チームが本来の業務に集中できない」 「手作業でのデプロイが多く、ヒューマンエラーによる障害が後を絶たない」 「サービスの成長に合わせて、インフラをどうスケールさせていけば良いか分からない」

インフラは、もはやビジネスを守るためだけの「守り」の技術ではありません。Engineers Hubは、インフラをビジネス成長を牽引する「攻め」の武器へと変えるための、インフラ構築・DevOps支援サービスを提供します。アプリケーション開発とインフラ運用が一体となった、迅速で信頼性の高い開発体制の実現をサポートします。

私たちが提供する価値

1. “とりあえず動く” ではない、未来を見据えたインフラ設計

私たちは、場当たり的なインフラ構築は行いません。お客様のアプリケーションの特性、事業計画、チームのスキルレベルを深くヒアリングした上で、数年先まで見据えた拡張性と耐障害性、そしてコスト効率を兼ね備えたアーキテクチャを設計します。

  • クラウドネイティブ: AWSやGCPのマネージドサービスを最大限に活用し、運用負荷を最小限に抑えつつ、高い可用性とスケーラビリティを実現します。
  • Infrastructure as Code (IaC): Terraformを用いて、全てのインフラ構成をコードで管理します。これにより、誰が作業しても同じ状態を再現できる冪等性を確保し、インフラの変更履歴をGitで追跡可能にします。もう”秘伝のタレ”化したサーバー設定に悩まされることはありません。
  • コンテナ技術: DockerとKubernetesを標準技術として採用。アプリケーションのポータビリティを高め、開発環境から本番環境まで一貫したデプロイを可能にします。

2. 開発者体験 (DX) を最大化するCI/CDパイプライン

優れたCI/CDパイプラインは、開発チームの生産性を飛躍的に向上させます。私たちは、単にツールを導入するだけでなく、お客様の開発ワークフローに最適化されたパイプラインを構築します。

  • 高速なフィードバック: GitHub ActionsやCircleCIを活用し、コードのプッシュをトリガーに、ビルド、テスト、静的解析を自動実行。開発者は問題を即座に検知し、修正できます。
  • 安全なデプロイ戦略: GitOps (ArgoCD) の導入や、Blue/Greenデプロイメント、カナリアリリースといった高度なデプロイ戦略の実現を支援し、本番環境への変更を安全かつ迅速に行える体制を構築します。
  • チーム文化の醸成: ツールの導入だけでなく、DevOpsの考え方がチームに根付くよう、ハンズオンや勉強会を通じて文化醸成までサポートします。

3. プロアクティブな監視と継続的な改善

システムは作って終わりではありません。安定稼働のためには、システムの健全性を常に把握し、問題の兆候を早期に発見する仕組みが不可欠です。

  • オブザーバビリティ (可観測性) の確保: Prometheus, Grafana, Lokiなどを組み合わせ、メトリクス、ログ、トレースを統合的に収集・可視化。システム内部で何が起きているかを誰もが理解できる状態を作ります。
  • SLO/SLIに基づいたアラート設計: 「CPU使用率が80%を超えたら通知」といった場当たり的なアラートではなく、ユーザー体験に直結するサービスレベル目標 (SLO) を定義し、それに基づいた意味のあるアラートを設計します。
  • 継続的なコスト最適化: 定期的な棚卸しと分析を通じて、クラウドコストの無駄を特定し、継続的な最適化プランを提案・実行します。

対応技術領域:思想と実践

私たちは、ツールの導入そのものを目的とはしません。お客様のビジネスと開発チームに真の価値をもたらすために、「なぜその技術を選ぶのか」という思想に基づき、実践的なソリューションを構築します。

  • クラウドプラットフォーム: AWSGCPの深い知見を活かし、それぞれのサービスの長所と短所を理解した上で、お客様のアプリケーションに最適なクラウド環境を設計します。マルチクラウド構成や、オンプレミスとのハイブリッド構成にも対応します。

  • Infrastructure as Code (IaC): 再現性と属人化排除の観点から、IaCは私たちの標準装備です。業界標準である Terraform を基本としつつ、より高度なプログラマビリティが求められる場面では AWS CDK (TypeScript) を活用するなど、プロジェクトの特性に応じて最適なツールを選定します。

  • コンテナ & オーケストレーション: Dockerによるコンテナ化を推進し、ポータビリティと環境の一貫性を確保します。Kubernetes (EKS, GKE) の複雑さとパワーを理解しており、大規模システムにおけるスケーラビリティと耐障害性を実現します。同時に、お客様のチーム規模や運用負荷を考慮し、ECS (Fargate) のような、よりシンプルでマネージドな選択肢も積極的に提案します。

  • CI/CD とデプロイ戦略: GitHub ActionsCircleCI を用いて、テストとデプロイの完全自動化を実現します。しかし、私たちの価値は単なるパイプライン構築に留まりません。GitOps (ArgoCD), Blue/Greenデプロイメント, カナリアリリースといった高度なデプロイ戦略を実装し、ビジネスを止めない、安全で迅速なリリースフローを確立します。

  • オブザーバビリティ (可観測性) の構築: 私たちは、単なる「監視」ではなく、システム内部で何が起きているかを深く理解するための「オブザーバビリティ」を重視します。Prometheus, Grafana, Loki といったオープンソーススタックや、Datadog などのSaaSを組み合わせ、メトリクス、ログ、トレースを統合的に分析できる基盤を構築。障害発生時の迅速な原因特定と、プロアクティブな性能改善を可能にします。

支援の進め方

  1. 現状分析・課題整理: お客様の現在のインフラ構成、開発プロセス、ビジネス上の課題をヒアリングします。
  2. 理想像の設計とロードマップ策定: 課題解決に向けたインフラの理想像を設計し、そこに到達するための現実的なロードマップをご提案します。
  3. ハンズオンでの実装支援: 私たちが一方的に構築するのではなく、お客様のチームメンバーとペアプログラミングやモブプログラミング形式で、知識を共有しながら共に実装を進めます。
  4. 自律的な運用へ: 最終的には、私たちがいなくてもお客様自身でインフラを改善し続けられる状態を目指し、運用体制の構築やドキュメント整備までをサポートします。